ポップスを始めとした音楽ジャンルで欠かすことのできない楽器がギター。
ギターはもう古いとは言われ続けているものの、まだまだ活躍している楽器です。
特に日本の音楽では使われ続けています。
ギターが弾けないけどギターの音を自分の曲に入れたい!
しかし、ギターを弾く技術を持っていない、ギターのフレーズが思いつかない…といった問題点や悩みは少なくないはず。
そこで便利なのがUJAMのギター音源「AMBER 2」です。
UJAM AMBER2 の魅力
UJAM AMBERはUJAM VIRTUAL GUITARISTシリーズのブロンズ弦のアコギ音源。
いわゆるアコースティックギターもしくはフォークギターのサウンドを鳴らせる音源となっていて、
アコギの弾き語り演奏で聞けるような単音演奏、和音演奏が可能になっています。
UJAMのギター音源は「ギターフレーズ」が収録されていて、収録フレーズがKEYにあわせて瞬時に変化するのが強みとなっています。
ポイント
・ギターを演奏することができない人
・ギターフレーズが思い浮かばない人
にとっては非常に役立ってくれる音源です。
アコギのストロークが入るだけで曲の雰囲気やグルーブ感がガラッと変わるので、
もっていて損の無い音源となっています。
導入時のメリット
もちろんギターを演奏する人でも導入する価値のある内容になっています。
コード弾きするときに音量が大きいのがアコギですよね。
アコギの場合、住宅環境の音出し問題で自宅で普段からアコギを鳴らせない人や夜だけは鳴らせない…なんてこともありえますよね。
そんなときに先に思いついたコードパターンをAMBERでフレーズを打ち込んでおいて
後で、演奏に差し替えるといった手法もとれます。
収録フレーズを演奏するプレイヤーモード
コードを決めてフレーズのキースイッチを押すことで音が鳴ります。
2つのフレーズカテゴリが用意されていて、
CommonPhrasesはどのスタイルにしても同じフレーズが鳴ります。
コードを鳴らす音符の細かさやミュート具合で中身が分かれています。
スタイルフレーズは、パターンの異なる独自フレーズが演奏されます。
1スタイルで11パターンの演奏フレーズが鳴らせます。
自分で好きな音符を演奏するInstrumentモード
アーティキュレーションをキースイッチで指定して、右手側で鳴らすノートを選びます。
導入時のデメリット
フレーズはMIDIエクスポートしないと、音符の配列がわからないので
どのキーのどのフレーズが入っているのか?は鳴らすかメモしておく必要があります。
気に入ったパターンの入ったスタイルはプリセットでお気に入り登録しておきましょう。
打ち込みのギター音源のため、本物のギターを演奏して録音したサウンドとは一緒にはなりません。
打ち込みっぽさは残ってしまいます。
単音演奏だとギターっぽさは感じられますが、コードストロークの音は鳴らしたときは違和感があるかも。
こだわりたい場合には、やはりギターを演奏して直接録音しないとダメです。
ただし、ギター用のコードのボイシングをすることでギターっぽく聞こえさせることはできるし、
他の楽器と混ぜてしまえば、ギターをずっと演奏し続けている人でも無い限り、そこまで気にすることはないと思います。
他のUJAMギターとの違い
アコギならではのキラッとした高域の音を持ちつつ、低中域をささえるどっしりとした音が特徴。
単音弾きとコード弾き両対応です。
UJAMのアコギ音源はオープンコードの対応するスイッチがあります。
オープンコードの場合、アコギの開放弦の音が加わるので透明感のある響きになります。
AMBERバージョン2からは1ではできなかったフレーズのMIDIエクスポートができます。
そっくりそのまま使えるわけではなく若干の修正は必要になりますが、他の手持ちのギター音源やシンセのギターパッチへ置き換えることも可能です。
・ギター弾き語りスタイルの人がデモを作るために導入
・ギターが弾けない人がフレーズを思いつかないのでソフトに任せたい人
これらに該当するならUJAM AMBERは役立つギター音源です。
フレーズを考える時間や打ち込み時間が短縮でき、デモ曲作成までの時間が早くできるのがUJAM音源の良いところです。
思いついたアイデアをガンガン取り入れて、曲をいっぱい作れますよ!
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