iZotope OzoneはElements,Standard,Advancedの3グレードに分かれています!
マスタリング業者に依頼できれば良いけど、そんなホイホイ出せる予算はもっていないのが現実ですよね。
自分でやるしかない!というわけでそこで活躍するのがiZotopeのAIマスタリングプラグインOzoneです。
Ozone11 レビュー
2023年9月にOzone10=>11へメジャーアップデート!
基本的な使い方はOzoneが提案してきた土台をベースに細かい微調整を入れて加工していきます。
しかし、OzoneのAI任せの処理にもかなり改善が加えられていて、
Ozone10でも十分良いなと感じていた処理がOzone11になるとかなり自然な印象の出来上がりになりました。
AI任せの処理でもOzone11は低域のモコモコ感がなくなり、
中高帯域が持ち上がって聴き取りやすく処理されます。😀
そして処理後のTone Blanceの画面の微調整できる項目が追加されて、
手の届く範囲でやりやすく改善されました。
AI実行後画面が大きく変更されています。ジャンル別のトーンマッチターゲットプリセットで切り替えていくと聞こえ方がガラリと変わりますし、参考にしているリファレンス曲があれば「Audiolens」でリファレンス曲の周波数データを保存して、
Ozoneのトーンマッチで近づけることも可能です。
Ozone11 の使い方
Ozone 11 Advancedの新機能は何ですか?
>Clarityモジュール
サウンドをクリアに迫力あるように聞こえる処理をするClarityモジュールがOzone11より追加されています。ステムフォーカス処理
FULLMIX,Vocal,Drum,Bassのボーカルのいずれかのステムフォーカス処理が可能になりました。 ボーカル要素を占める帯域に対してモジュールエフェクトを掛けたりすることができます。トランジェント/サスティンモード
トランジェント/サスティンモードの調整で、現代的なダイナミックレンジが必要なマスタリングサウンドに処理できます。Ozoneの特徴
- 新しい!ステムフォーカスモード
- 新しい!クラリティモジュール
- 新しい!トランジェント/サスティンモード
- 新しい!ボーカルバランス補助
- 新しい!マキシマイザーでの上方圧縮
- 新しい!すべてのモジュールのデルタ ボタン
- 改善されました!ローエンド フォーカスおよびスペクトル シェイパーのインターフェイス設計
- 改善されました!スペクトルチルトとグリッドを備えたEQ設計
- 改善されました!マキシマイザーのインターフェース設計
- 改善されました!イメージャの設計
- 改善されました!マスターアシスタントの結果とデザイン
Ozoneはモジュールが集まった母艦プラグインのためエフェクトモジュールを組み合わせて使います。
以下はOzoneで使えるモジュールの一覧です。
Ozone11 Clarity
Ozone11 Dynamics
Ozone11 Imager
Ozone11 Impact
Ozone11 Stabilizer
Ozone11 Dynamic EQ
Ozone11 Vintage Compressor
Ozone11 Match EQ
Ozone11 Low End Focus
Ozone11 Maximizer
Ozone11 Vintage EQ
Ozone11 Master Rebalance
Ozone11 Spectral Shaper
Ozone11 Vintage Tape
Ozone11 Equalizer
Ozone11 Vintage Limiter
Ozone11 Exciter
Ozone11 アップグレード
Ozoneの旧バージョン(Ozone9,10)からのアップグレード、また Music Production Suite 4 or 5からのアップグレードが可能です。Ozone 11 Standard Upgrade from Ozone 9 or 10 Standard セールはこちら >>
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