ヒトメボの記事より
世間の声は賛否両論!? 「年の差婚」が増えている理由にはSNSが関係していた!|その一目惚れは両想いかも?のヒトメボがお送りする恋愛コラム
「『年の差婚』増加に考えられる大きな理由は以下の4つでしょう。
1.男女の精神年齢の差の広がり
2.経済的問題
3.世代間のギャップの低下
4.男性の晩婚思考と女性の早婚思考の高まり
経済的問題はやはり大きいです。
「以前は20代のうちに結婚して身を固めることが美徳とされていましたが、若いうちは許す限り一人気ままに過ごして、30歳を超えてから結婚を…と考える男性が増えていることも、大きな理由でしょう。また、男性と肩を並べてキャリアを積む女性が増える一方で、早期退職して家庭に入ることを理想とする女性も増えています。つまり、両者のタイプの二極化現象が起きているのです。そうなると必然的に年の差婚が起こりやすくなりますよね」(同)
世代が変われば価値観も変わる例ですね。
「年の差カップル」には、メリット・デメリットがあるそうです。
「年の差カップルの避けられないデメリットは、年上側が先に亡くなってしまう可能性が非常に高いということ。また、世代が異なるぶん、子供の教育方針などで意見が食い違いやすいといえます。とはいえ、『人生経験の厚み』と『若さ』という、お互いが持ち合わせていない部分をどちらかが持っているため、上手に相手の足りない部分を補いあったり、支え合えるのは同年代カップルとの大きな違い。これがメリットと言えるでしょう。
ケンカになりそうな場面でも、精神的に大人な年上側の人が、相手をたしなめてくれ、回避しやすいという側面もあります。いずれにしても、今の時代にフィットした恋愛模様だといえますね」(同)
メリット・デメリットまで踏まえて付き合うのは大変だと思いますが、
核家族化が進む中で年の差がある世代と交流しやすくなったのは良いですよね。
「年の差婚」とSNS
「年の差婚」とSNSは、いくつかの点で関係していると言えます。SNSは現代社会で多くの人々の生活に浸透しており、その影響が年の差婚にも表れる場合があります。以下にいくつかの関連ポイントを挙げます。
1. 出会いの場としてのSNS
SNSやマッチングアプリは、従来の出会いの枠を広げる役割を果たしています。年齢や地域を問わず多様な人々とつながれるため、年齢差があるカップルが出会う可能性も高まります。共通の趣味や価値観を持つ相手を探しやすくなる点で、SNSが年の差婚のきっかけになることがあります。
2. 関係の可視化と反応
年の差婚は、伝統的な社会的な期待や偏見が絡む場合があります。SNS上では、カップルが関係を公開すると、祝福や応援とともに批判や偏見のコメントが寄せられることもあります。これにより、カップルが外部の意見と向き合う必要が生じることがあります。
3. 情報共有とコミュニティ
SNSは、同じような状況にある人々が情報を共有し、励まし合う場としても機能します。年の差婚をテーマにしたコミュニティやハッシュタグが存在し、経験談やアドバイスを交換することで、カップルが支え合える環境を提供します。
4. ジェネレーションギャップの橋渡し
年の差が大きい場合、文化的背景やテクノロジーの使用習慣に差があることがあります。しかし、SNSを通じて互いの世代感覚を理解しやすくなることもあります。たとえば、若い世代がよく使うミームやトレンドを共有することで、会話のきっかけが増えます。
5. 社会的プレッシャーの軽減
SNS上では、さまざまなライフスタイルや価値観が共有されているため、年の差婚に対する偏見や固定観念が薄れる場合もあります。多様性が受け入れられることで、カップルが自分たちの選択に自信を持てるようになることも。
結論
SNSは「年の差婚」に直接的な影響を与えるだけでなく、間接的にその背景や社会的な受け入れ方にも影響を及ぼします。特に、出会いや関係の公開、ジェネレーションギャップの克服といった面で、SNSは年の差婚を促進したり支援したりするツールとして機能しています。
「生涯未婚」どんどん増える 男性は2割突破(J-CASTニュース) の記事より
50歳時点で一度も結婚したことがない「生涯未婚」という人が、男性で20.1%、女性で10.6%にのぼることがわかった。
生涯未婚率は男女ともに90年頃から急上昇している。国立社会保障・人口問題研究所の「人口統計資料集(2010年版)」によると、90年には男性の生涯未婚率は6%に満たず、女性はおよそ4%であったことから、ここ20年で一気に増加していることがわかる。
2010年の国勢調査では「35歳過ぎて結婚できた男性はわずか3%、女性は2%」という衝撃的な結果が出ていた。なぜ結婚をしない人が増えているのだろうか。
「結婚しなくても困らない、1人でも生きていける時代というのが大きいです。昔は結婚しないと社会的に追いやられることもあったけど、今は未婚が珍しいことではなくなり、結婚のメリットを感じられないんです」
こう話してくれたのは婚活コンサルタントの大橋清朗さんだ。大橋さんは特に30代後半から40代の未婚男性について、20~30代で恋愛していなかった人は自分のために時間もお金も使えたが、結婚するとなるとそれを妻と子どものために犠牲にしなければならない。老後や親のことを考えて結婚しなければならないと思うが、結婚したい気持ちがないのでいい相手でないと結婚しようと思えない。結婚相談所などでそういった男性が希望するような女性は、よほどお金を持っているなどのメリットがないと男性に会いもしないのだという。希望の女性に相手されず、男性はどんどん結婚へのモチベーションを下げる結果となる。
価値観の変化もあるとは思いますが、不景気なのが大きな理由な気もします。
サラリーマンのお小遣いが3万〜5万の間という現実があるのも影響してそうです。
「生涯未婚」の男性の割合は国や時期によって異なりますが、日本のデータを基にすると、以下のような傾向が見られます。
日本における「生涯未婚率」の概要
「生涯未婚率」とは、50歳時点で一度も結婚したことのない人の割合を指します。これは、50歳を超えると結婚する可能性が非常に低くなると考えられているため、統計的な指標として用いられます。
総務省のデータ(2020年国勢調査)
- 男性:約28.3%
- 女性:約17.8%
このデータによると、約3割近くの男性が「生涯未婚」となっています。
過去との比較
- 1980年代:男性の生涯未婚率は2~3%程度でした。
- 2000年代以降:急激に上昇し始め、特に2010年代以降に約20%を超えました。
- 将来予測:国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、2030年代には男性の生涯未婚率が30%以上になる可能性が示唆されています。
生涯未婚率が高まる背景
- 経済的要因:
- 非正規雇用の増加や賃金の低下により、結婚へのハードルが上がっています。
- 価値観の変化:
- 結婚を必須と考えない価値観が広まり、自由なライフスタイルを重視する人が増えています。
- 出会いの減少:
- 地域社会の希薄化やコミュニケーションの変化で、出会いの機会が減少しています。
- 晩婚化:
- 結婚年齢が上がり、結果的に未婚のまま50歳を迎える人が増えています。
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