台風情報を知るために準備しておくiPhone設定とアプリ

2014/10/062024/03/12

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近年の台風では土砂災害警戒情報の緊急速報が届くこともあり、少々焦ることが多い。
浸水・冠水被害なども近年増えて来ているので、今回の台風を間近で体感して自然災害への準備はしておくべきであると痛感しました。

情報を得る

今回iPhoneをメインに使って情報を得るようにしていました。
緊急速報の設定は初期設定からされていますが、改めて設定されているか確認しておくと良いでしょう。

設定＞通知　

を選んで画面下までスクロールすると見つかる「緊急速報」のスイッチをいれておくと緊急速報が届きます。

現状を知る

テレビがないためネットラジオを利用。

ラジコの方が知名度は高いですが、「らじる・らじる」を利用するとNHKラジオを聞く事ができます。
NHKラジオをスマホアプリから聞く事ができます。
台風ニュースが多かったのはやはりNHKかなと。

NHKラジオらじるらじるラジオ配信アプリ
 radiko

ノイズも多いのですがX(旧Twitter）でのワード検索で「台風」や「地域名」を検索することでも状況を知る事ができます。表示回数を増やすためにボットが動いているときはノイズまみれて見ずらくなります。
そんなときは「マイナス検索」をして該当するアカウントや表示が見えないようにしましょう。

Xでのマイナス検索のやり方

ツイッターでマイナス検索を行う方法は、特定のキーワードを検索クエリから除外することです。具体的には、マイナス記号（-）を使って除外したいキーワードを検索クエリに追加します。

例えば、”犬 -猫” と検索すると、”犬” に関するツイートは表示されますが、”猫” というキーワードが含まれるツイートは表示されません。

このようにして、特定のキーワードを除外して、より特定の検索結果を得ることができます。

Xに限らず他のSNSでもマイナス検索を採用しているものは多いです。

「X」をApp Storeで

緊急時に連絡が取れるよう家族用のSNS上に伝言専用アカウントを用意しておくのも手段の一つです。
NTTドコモでは災害用伝言板を用意してあり、災害時の連絡目的で利用されています。

ドコモでは、大規模な災害時に携帯電話やスマートフォンで安否確認ができる「災害用伝言板」を提供しています。
「災害用伝言板」とは震度6弱以上の地震など、大きな災害が発生した時に、被災地域にお住まいまたはご滞在中の方が、ドコモの携帯電話やスマートフォン※1からご自身の状況を登録していただくことができ、登録された安否情報はインターネットなどを通じて、全世界から確認※2していただける災害時専用のサービスです。また、あらかじめ指定したご家族や友人に対して、災害用伝言板に登録したことをメールでお知らせしたり（登録お知らせメール）、被災地の方に災害用伝言板への安否情報の登録を依頼（登録お願いメール）することも可能です。
災害用伝言板

Yahoo天気や東京アメッシュのサイトを利用するとリアルタイムに近い台風の位置が把握できます。
雨雲ズームレーダー – Yahoo!天気・災害
 東京アメッシュ

避難所を知っておく

緊急速報が届いたとき、一つ疑問がわきました。

避難してくださいという内容なのに、自分の避難場所がわからなかったのです。

もしものために最寄りの避難所を知っておくのは必要です。
多くの場合、最寄りの公民館や学校が開放されます。歩いて行ける距離にある避難所を事前にチェックしておくことが必要になります。

水害の場合を避けるためには高さが必要になるので、高台上の学校はどこにあるのか？という見方で調べておいても損はないはずです。

各自治体が「洪水・土砂災害ハザードマップ」を出しています。下は京都市の事例。

水害ハザートマップとは，洪水予報河川及び水位周知河川の河川管理者が作成した洪水浸水想定区域図に，指定緊急避難場所やその他洪水時の適切な避難を確保するために必要な事項等を記載した地図です。

・洪水予報河川：宇治川，桂川，木津川下流，鴨川・高野川
・水位周知河川：弓削川，桂川（周山），山科川，天神川，小畑川

※洪水予報河川とは・・・（水防法第10条，第11条）
　流域面積が大きく洪水により国民経済上重大な損害を生ずるおそれがあるものとして，国土交通大臣及び都道府県知事が指定した河川のこと。
　河川の増水や氾濫などに対する水防活動の判断や住民の避難行動の参考となるように，気象庁と国土交通省または都道府県の機関が共同して，水位等の予報を行う。

※水位周知河川とは・・・（水防法第13条）
　洪水予報河川以外で，洪水により国民経済上重大な損害を生ずるおそれがあるものとして，国土交通大臣及び都道府県知事が指定した河川のこと。

※洪水浸水想定区域図とは・・・（水防法第14条）
　河川管理者が想定し得る最大規模の降雨により当該河川が氾濫した場合に浸水が想定される区域を洪水浸水想定区域として指定し，指定の区域及び浸水した場合に想定される水深，浸水継続時間を洪水浸水想定区域図として公表しているものです。
https://www.bousai.city.kyoto.lg.jp/0000000143.html

マップはPDFで公開されていて水害時に浸水が起こり得る地区は色が塗られていて、簡単に確認ができます。
「洪水・土砂災害ハザードマップ」も平時のときに必ずチェックしておきます。