表題の件です。
動画ファイル(mp4）をWindows11のメディアプレイヤーで開いたときに何度もエラーが表示されます。
「Shell Infrastructure Hostによってファイルは開かれているため、操作を完了できません」
OSアップデートをかけてから頻繁に起こるようになったので仕様が変わったのでしょうか？(KB5051989の状態です)
WindowsはMacに比べてこの点のファイルオープンアラートが多すぎて嫌になります。
タスクマネージャーから処理
タスクマネージャーで「shell」を検索すると出てくるのでこのプロセスを終了させるとエラーがでなくなります。
UI周りを処理するプロセスのためShell Infrastructure Hostの終了させるのはあまりよろしくないのでPCの再起動が無難。ShellExperienceHost.exe を止めると「JPEGファイルやPNGファイル」も開けなくなり、最悪スタートメニューが表示されなくなるかも。
Shell Infrastructure Hostとは？
Shell Infrastructure Host は画像のサムネイル（縮小画像）を作ることを代行するプロセスで、サムネイルを作っている間はプロセスが走り続けます。
Shell Infrastructure Host（ShellExperienceHost.exe） は、Windowsのユーザーインターフェース（UI）を管理する重要なシステムプロセスの1つです。Windows 10以降で導入され、デスクトップの視覚的な要素やアニメーションの描画を担当しています。
主な役割
Shell Infrastructure Host は以下のような機能を持っています。
- スタートメニューとタスクバーの管理
- スタートメニューのアニメーションや透明効果の表示を制御
- タスクバーのアイコンやライブタイルの管理
- デスクトップの壁紙やスライドショーの表示
- 壁紙を変更したり、スライドショーを再生したりする機能を提供
- ダークモードや透明効果の処理
- Windowsのダークモードやアクリル（透明）効果を適用
- ウィンドウのアニメーションや表示効果の管理
- アプリウィンドウのフェードイン・フェードアウトなどのエフェクトを処理
- 仮想デスクトップの操作
- Windowsの仮想デスクトップ機能を円滑に動作させる
エラーが発生する原因
Shell Infrastructure Host に関連するエラーが発生する原因として、以下のようなものが考えられます。
- システムファイルの破損（Windows Updateの失敗など）
- グラフィックドライバの問題（古いドライバや不具合）
- バックグラウンドプロセスの干渉（他のアプリとの競合）
- ユーザープロファイルの破損
- ウイルスやマルウェアの影響（ShellExperienceHost.exeが改ざんされている可能性）
Shell Infrastructure Host のエラー対策
エラーが発生した場合、以下の対策を試すことで解決する可能性があります。
- Windows Updateを実行
- システムファイル修復（SFC /scannow & DISMコマンド）
- ShellExperienceHost の再登録（PowerShellを使用）
- グラフィックドライバの更新
- 新しいユーザーアカウントの作成
- 不要なバックグラウンドプロセスの無効化
- ウイルススキャンを実行
詳しい解決策は、前回のメッセージで紹介した内容を参考にしてくださ
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