2020年に義務教育にプログラミング必修化が組み込まれます。
もうこれは動かない事実で決定事項。
背景にはIT人材の不足もあるようです。
プログラミング必修化にあわせて、プログラミング教室がどんどん増えています。
2017年に2020年度からの小学校でのプログラミング教育必修化が決定すると、フランチャイズや大手学習塾が相次いでプログラミング教育市場に参入し始めたという。こうした市場の拡大を受け、今後のプログラミング教育は子供の習い事という認識で一般化していくと推察している。
子供向けプログラミング教育の変遷は、市場規模の推移にも顕著に表れているという。2013年に6億6200万円だった市場規模は、2018年には約13倍となる推計90億7100万円に拡大すると予測している。
https://news.mynavi.jp/article/20180424-621374/
子供にプログラミングを習わせる親も増えているようで、
子供向けのプログラミング本もどんどん出版されています。
その中でも気になったのが「遊びながら楽しく学ぶ! 小学生のScratchプログラミング 」
Scratch(スクラッチ)はプログラミング未経験者でも簡単にプログラミングができるソフトです。
「アニメーション」「アート」「ゲーム」「音楽」「物語」などカテゴライズされた
世界中の人の作品を見ることができるコミュニティサイトが充実。
Scratchはビジュアルプログラミング言語と呼ばれていて、
このすごいところはプログラミングの条件や、指示が日本語で書かれているところ。
アルファベットだらけのコードを書いていくのではなく、
「○○が動いた時」「○○が押されたら」などのパーツを組み合わせて
プログラミングをしていきます。
Scratchで共有された作品は、見る以外に「改造」することができるようになっていて
どういうプログラミングがされているのかを覗けるようになっています。
プログラミングの最初の取っ掛かりってゼロから作り始めるのではなく
既存の物をちょっとづつ改造していくところから始まるので、この機能はとてもありがたいんです。
私は成人してからプログラミングをやらざるを得ない状況になりましたが、
子供の頃の頭の柔らかいうちからやっておくべきでしたね。
プログラミングは命令を実行していく順番を順序立てて並べていく必要があるので論理的な思考能力が身につきます。
結論に達するまでの考え方に流れが生まれます。
義務教育にプログラミング必修化されたら、子供が小学生のうちは学校でわからないことを聞かれるでしょうし、
親もある程度の知識をつけておかないとダメですね。
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